歩きスマホはよくない/soft_machine
 
てきたけれど、この歳になるとほんとうに汚れてしまったのでさらに通り一本迷い込んだ途端に路地裏は鉄錆びていて、水は乾きにくく、レールの振動や橋のたわみが増してゆくのは、どうしてだろう砂金が採れる地下水脈がどうどう流れ、甘いおち葉たきが健在で軽やかな灰は白く開かれるより舞いくだけながら小づくりな対流模型を顕すのだ。まぶしくない木陰、手ごろな高さの飾り塀の上で猫もゆっくり安らいでいる。これに烏も綺麗な町面が苦手な思いで繋がった同士。夏ともなれば、雨上がりにミミズがはい出て灼かれるくらいでないとナウシカが好きだなんて口がさけても言えません。←意見はわたし個人に向けるものです
問題は、自由落下しか(けっし
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