手紙7/武下愛
いかけることになるでしょう。これはきけんかんりができるにんげんにしかわからないかんかく。こわいしあぶないでしょう?あなたはいつも。じぶんのいのちひとつでってくりかえしてますね。まってください。あなたはもうひとりでかかえこまなくてだいじょうぶなんだよ。ひとつでかいけつできないなら、わたしのことばはあなたのためにあるということを、すこしだけりかいしてほしいです。あなたがこえをふるわせたひかなしみにそまって、こきゅうがみだれていたとき。わたしはどれほどのことばをかけるでもなく。ただただむねのいたみにめをつぶり。そっとみまもっていました。わたしはしんそこにているとおもったのでした。むかしのあぶなっかしいじ
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