詩の日めくり 二〇二〇年十一月一日−三十一日/田中宏輔
J・G・バラードの「火山の舞踏」火山の近くに住んでいる主人公のまえで踊りをつづける乞食。火山が活発に活動してくる。主人公の姿が消える。
3作目は、R・A・ラファティの「火曜日の夜」5分で大富豪になったり、乞食になったりする男がいたり、7分で書いたものが5分で大ベストセラーになったりする世界。理解することはあまり意味がない作品である。
4作目は、A・K・ジョーゲンスンの「成人の日」成人になるためには、コンセックスという有機物でできたものを、股間に装着しなければならなくなっている社会の話。よくわからないが、人口抑制に関することだからだそうだ。
5作目は、ジョセフィン・サクストン
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