?/あらい
 
祭壇へ。贄と献花を、それで薬包紙には土塊を
 よこたえたからだ、しんじるものは
  とろとろのなまくびから、外れた瞑りを探している

 なおざり、枯渇した口癖から点と線が逃げ出した

「有象無象の〜直射日光に〜お気をつけくださいませ〜」
 間延びした終電を乗り過ごし見晴らしの良い港内まで、麝香猫の足跡を、仕方ねぇのとふてぶてしくなぞる。

 芸術として封じ込めた、アクリルは天使題。と詳細に騙る白いリコリスの苑。

 下々生息するパラサイトの求愛行動は、だれしもそう秋の空で、マシュマロとポップコーンを培養している。トーストしたリンクにロストされた薔薇の花言葉の、付き人は狂気に駆
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