手紙4/武下愛
 
け、あなたがだめになることをしったのでした。あっぱくしたのだとおもうと、じぶんをすなおにだせないなとおもっています。じぶんはこれから、だれかが、かがやけるようにうごいていこうとおもったのでした。きづけていたらもっとあなたが、かがやけたかもしれないとかんがえています。こころのこりは、もんくではないんです。あなたのめがはやくさめて、だれもがいられるばしょになりますように。

よごれてしまったとおもっているあなたは、きずとよごれでどろどろになっていますね。みえないことにとらわれてしまうことを、おわったこととおもえるように。だれかにいずれはなせることができるように、いまはゆっくりやすんでください。たく
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