重要なお知らせに飽きている/竜門勇気
僕はいつも詩を書くとき右目をつむっています。
いつも酔っ払っていて、仕事をしているとき以外は酔っ払っています。
今もタイピングが出きるギリギリのラインで明日の仕事のことを考えるとやばいのですが、
詩を描くことが僕の本業なのでどうでもいいと思っています。詩から僕に今まで一切の金銭がもたらされたことはないのですが、本業ってのは自分で思う限り勝手にしていいと思うので、勝手に思わせてくれと思っています。
右目を開けるとどうなるかというと世界が二重に見えるのです。
しかもどうやら左目で見てる側がぼやけているのでなんの役にも立たない現実がしっかり見えている横に強制的に、逐次、発生しているのです。
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