手紙1/武下愛
 
んぜんなんていうのはものごとのなかでは、ありえませんね。みきわめとしてもふじゅうぶんで、そのけっかうしなうことがおおくなってしまうので、わたしにだけはしょうじきでいてほしいです。おおくにえいきょうするということをしっているからこそ、なにもいえずにいるのはとても、かなしいことですからね。わたしはまてるだけきながにはなししてくれるのをまっていようとおもいます。しんちょうになることはわるいことではないといっておきます。まもるものがおおいからこそ、なにもいえなくなってしまうわね。だからいうわ。まちがって、は、いないと。

しょうにんされたいあなたはいつもじしんがあるようにふるまっていますが、じつはその
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