詩の日めくり 二〇二〇年七月一日─三十一日/田中宏輔
いる。
ホイットリー・ストリーバーの「プール」を読んだ。これまたホラーでも、幻想系でもないシロモノだ。息子がプールで溺れ死ぬというだけの作品だ。ストリーバーといえば、『薔薇の渇き』、『ラスト・ヴァンパイア』、『ウルフェン』といった傑作長篇を書いた作家なのに。この短篇はよろしくなかった。
二〇二〇年七月二十七日 「『血も心も』」
ハリイ・ハリスンの『人間がいっぱい』がいまいくらくらいするのか、Amazon で見たら7119円してた。1か月まえくらいには、4000円だったと思うけれど。たしかに名作だけれど、値上がりしすぎだと思う。ハヤカワは復刊するべき。アシモフ、クラーク
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