詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
った。魔女が出てきて魔法を使っていた。忘れてた。


二〇二〇年六月二十六日 「『ウィアード』3」


『ウィアード』3の再読が終わった。どれも平均点くらいのもので、びっくりさせられるようなものはなかった。人間の想像力に限界はないと思うけれど、怪奇ものというカテゴリーには、限界があるのかもしれない。その点、SFには限界がないように思える。いや、怪奇ものにも限界はないのかもしれないぞ。なんといっても、人間の想像力には限界がないんだからね。

 きょうから寝るまえの読書は、『ウィアード』4の再読。ラブクラフトのものは、冒頭ではなくて、3作目に収められている。フランク・グルーバーの「十三
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