「五月六日、雑記」/ジム・プリマス
惰性で打ち込んでいる。
今年も五月に入ったのに天候不順でまだまだ寒い。部屋の中は荒れ果てて地獄化している。俺がゆく地獄には冷えたコーラとタバコはあるのかな?ふと、そんなことを考えた。
文無しでジリ貧、どう考えても今がどん底だ。喫煙にかかる費用以外は全部、切り詰めている。金が無いので昼飯は抜くことがほとんどだ。どうしても我慢できない時だけ、おにぎりせんべいか、二割引の売れ残った菓子パンを自転車に乗って近所のスーパーで買ってくる。お陰で体重が十四キロ減った。喜んでいいものか複雑な気持ちだ。
今日は半額で八本入りの、同じ菓子パンが二つあったので、それを買ってきた。偶にはそんな事もある。詩を書くつもりだったけど、雑記になってしまった。稀にこんな時もある。
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