詩の日めくり 二〇二〇年四月一日─三十一日/田中宏輔
てからだけれど、ぼくがゲイだってことは小学生のときからまわりは知ってたみたいで、よく「オカマ」だとか「ホモ」だとか、「男女(おとこおんな)」って呼ばれてた。差別的な感じはあまりなかったけれど。つらいことはつらかったかな。
自分には仲間がいないこと。これがつらかった。
持ってる本も買ってしまうことがあります。
@sokudotaro 忘れるというのは、ぼくにも経験があって、カミングズの詩句を忘れてて、のちに4000円でカミングズ詩集を買って、思い出したものがありました。雑誌に書いたときには、だれの作品だったか忘れていますが、と書いて紹介した詩句です。「そして、だれもがナポレオン」だ
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