詩の日めくり 二〇二〇年四月一日─三十一日/田中宏輔
並んだ本のうえにまで本が。そのような状態で、まだ読んでいない本がいくらかあるので読もうと思うのですが、既読のもので読み直しをもはじめておりますので、読まずに死ぬ本もあるかもしれないなと思う、このごろです。
二〇二〇年四月二十六日 「自費出版」
無名のぼくのような詩人が自費出版で1500万円くらい使って、詩集が売れても1円も入ってこないのはいいとして、ある程度、名前の知られた詩人が、どれくらいお金を稼いでいるかにはたいへん興味があるし、それを公表しないある程度、名前の知られた詩人は、ある意味、なんだか卑怯な感じがする。
二〇二〇年四月二十七日 「立派なリーダー」
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