成長するっていうこと/
花形新次
ないことは
色々してきた
でもそれは特別なことではなくて
単にそのときの子どもの年齢では
あり得ないことを経験したに過ぎない
私は子どもが生まれた
27年前と同じであり
子どもがそのままである限り
変わりようもないし
逆に自分だけ老成する訳には
行かないのだ
身体はガタガタになりつつあるが
いつまでも大人げない
人間として
変わらずに生きて行く
それしか出来ないのだ
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