砂漠の白砂に埋もれた歌声/
秋葉竹
あおはるの紙飛行機が飛ぶ海辺、はるかにイルカと人魚がお遊戯
風も舞う、街が守ってくれるのは砂漠の白砂に埋もれた歌声
死ぬのなら死ぬまでに二度夢をみて一度はかならず失う純血
だれからも好かれる彼女を羨んで夜は氷の寝室にいる
ゆめなかで書いた日記の中にいる無残な野望を書きなぐるオレ
あの人は「人は信じていいのです」そう言う嘘を泣きながら吐く
新しい朝が無邪気にくるときに背すじを伸ばし平和を祈る
戻る
編
削
Point
(2)