陰部幾何学愚図/あらい
 
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    波打つ砂時計なりにかえろ
   シーシャの言葉尻と 狛鼠たち、

  甘いにおいシロイ濃な含有量のほとぼり

裸足の月白、
  藪の中の結末とは愚かな弱みを箱に詰め風化させ
         虹色と遊離している末端の遺体袋
想像上ハイヒールの心理を大切なメディアに共存させ、
誰かを道先は針の筵に縁に溺れこむ
腰を据えた舌切り雀と印象だけ
繍に練り込まれた明い呪詛
     折り重ねた今の体躯を抱え遠巻きに溢した

       (さかをのぼる?)
セイコウの価値得、
立ち見する小さな発表会でなにを誇るのでしょうねえ
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