詩はどこにあるのだろうか/山人
読んでいない。不勉強なのである。一〇冊ほどであろうか。勉強のために無理矢理読んだものが多いのだが、いいなと思った詩人は川口晴美であろうか。そもそも詩人なのか何かすらもわからないのだが、知人からいただいた詩集であった。「やわらかい檻」といった詩集だったと思うが、散文詩であり、一貫した筆致で綴られている。平易な言い方だが美しく、奇妙なのである。ただ、私よりやや年が若いくらいの方であるから、現代の若い方には合わない部分もあるかもしれない。あと、プロの方々ではないと思われる詩人さんたちの合同詩集である、「きらる」は良い冊子であった。
私は現在現代詩フォーラムとビーレビューという詩のサイトに投稿させてい
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