天使の記憶/viraj
 
私が愛したあの人は、今頃、無数の精子を浴び堕胎を繰り返してるただのメスのように生きてるのだろうね。

女ってそんなものなのかな。



彼女の、軽い懺悔帳の一ページに僕は乗ったに過ぎないのかもしれないけれど。



あの時確かに、燃える夜空とともに、愛し合ったことは真実の香りがしたよ。



鳥肌が立つような官能の記憶。



君はあの時は確かに、天使のようだったな。



もし、あの日、君が近づいてこなかったら、僕たちは会うこともなかった。



脳が快楽でショートしたな、あの時は。



君が僕をつかまえなかったら、こんなにに苦しむこともなかっただろうな。



夜空を満開の星々で焦がしながら生きた無限の記憶。



私のモトカノの一人が、「愛することはこんなにつらいんだ。」

といってた。



何時も愛する方は苦しくて、愛される方は少し楽なのさ。



ありがとう。久しぶりに少し苦しかったよ。



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