詩の日めくり 二〇一九年十月一日─三十一日/田中宏輔
大きな意味があると思われることのひとつだ。
二〇一九年十月十五日 「全行引用詩」
ぼくの全行引用詩、TOLTAの詩句のコラージュに近いものがあるような気がして、楽しさの一端が、ぼくにもわかるような気がした。
二〇一九年十月十六日 「芸術」
刺青と天皇の肖像を燃やす映像、ぼくは美しいと思ったけどな。美的センスって、人それぞれだからな。そこに美を見ないひとには、しょうがないね、というしかない。
二〇一九年十月十七日 「箴言」
時間を確実に徴収していく税務署のような、おまえ。気まぐれ坊主のおまえ、偶然よ。
二〇一九年十月十八日
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