詩の日めくり 二〇一九年九月一日─三十一日/田中宏輔
 
ていただいた。会話が多くはさまれる散文詩が収録されている。じつに読みやすい。読みやすいのは、文体がなめらかであるからだと思うのだが、思考の流れも難解さがなく、ごく自然だ。じっくり味わえる詩篇たちだ。


二〇一九年九月二十日 「わが名はコンラッド」


 日知庵からの帰り道、オーパのブックオフで、ゼラズニイの『わが名はコンラッド』を買った。部屋の本棚にあるかもしれないけれど、読んだこともある本だと思ったけれど、もし、なかったらと思って買った。帰って本棚を見たらあった。108円だけれど、もったいないと思った。


二〇一九年九月二十一日 「あしたの予定」


あしたは、大谷良
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