詩の日めくり 二〇一九年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
角  恋する資格

あるひとへのメッセージに
恋する資格と書くつもりが
恋する四角になってしまって
自分で笑っちゃいました。

恋する視覚と書いて、またぐぐっときて
恋する刺客もいいし
恋する死角もいいかなって、笑。
こんな言葉が書きつらねられるのも
こういったパソコンのワード的な機能のおかげかなって思いました。
ぼくは
30才くらいで死んじゃうような気がしていたので
こんなことが書きつらねていけるなんて
想像もしてなかった。
まだまだ
想像もしていなかったことが
起きるかもね。
恋する四角
恋する視覚
恋する死角
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