二十二歳に書いた歌詞/板谷みきょう
郷を
当てもないまま街をさまよい
君は誰に愛されたのか
出かけよう
かつて見た夢を探しに
捨てれぬ今は流離の朝
*★*――――*★*
『雪風に埋もれて』
あの頃の僕ときたら
明日しか見る事が出来ずにいたけど
君はそれを拒みはしなかった
そして
解り合えぬまま
手探りで心確かめあって
二人の暮らし夢見ていた
幾つかの夜を過ごし
あの頃の君ときたら
今日さえ信じる事が出来ずにいたけど
僕はちっとも気付かなかった
そして
遠く離れて
君の心変わりに気づいても
それでも約束信じていた
幾つかの夜を過ごし
何もかも消え去って
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