詩の日めくり 二〇一九年四月一日─三十一日/田中宏輔
でもいいように、そのときのベストの作品を書いてるつもりだから、 ぼくの場合は、いちばん好きなことしてる、「ぼくは、本を読んでると思う。」と言った。じっさい読んでない本がまだ400冊くらい部屋にあるので、そのなかからピックアップして読んでいくと思う。でも二人とも考えたことがないっていうのは、ぼくには不思議やったなあ。
二〇一九年四月三日 「まるで悲しむことが悪いことであるかのように」
まるで悲しむことが悪いことであるかのように
πのことを調べていると
ケチャップと卵がパンの上からこぼれて
コーヒーめがけてダイブした
ショパンの曲が流れ出した
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