日記 2022.01.19(水) 夕べ/田中恭平
の歌づくりの様子を眺めながら、聞きながら、自由律俳句書いて。自由律俳句書いていると、一日いちにちが濃くなるな、とか考えつつ。まだ1月の19日の水曜日かよ、とか思いつつ。去年の私は日がめくれるのが、あっという間だと思っていたから、呆けていたんでしょうね。ほうけて、生きて、いたんでしょうね。
元旦から、19日。濃いよ、濃すぎるよ。ひとはにっちもさっちもいかない時に、一番、人生を生きているのだなぁ。
自由律俳句は、基礎的な訓練は終わって、あとは守破離でいう「破」のテーマになってきたように思う。人間、人生、死ぬまで勉強、だと思えば、いくらでも「気づく」ことができる。
私は自分がこんなに夜明け前が好きな人間だったなんて知らなかったよ。
さて、妻がシャワーを浴びに炬燵を発った。
煙草喫って、「稲垣足穂」読んで、眠るだけだよ。隠せない事実だね「みんな疲れている」。
おやすみ世界、手をぎゅっと握り、南無阿弥陀仏。唯一、阿弥陀。
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