詩の日めくり 二〇一九年二月一日─三十一日/田中宏輔
エイジくんの言動をいま振り返ると
ぼくも彼も
ぜんぜん子どもやった
ガキやった
やりなおしができないことが
ぼくたちを
生きた人間にする
そう思うけど
ちと、つらすぎる
二〇一九年二月十八日 「名前を覚えるのが仕事」
日知庵で、お隣になったひと、お名前は竹内満代さん。
二〇一九年二月十九日 「カヴァー」
本は持ってたら、カヴァーをじっくり見れるから好き。これからより齢をとって、どれだけ読み直せるかわからないけれど、持っているというだけで、こころがなごむ。初版のカヴァーがいちばんいいと思う。創元も、ハヤカワも。
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