いらないのだろうか?/武下愛
 
言葉の美しさを知らなければ、この空の本当の色も伝えることができない。矛盾点を指摘していくだけが言葉じゃないよ。当たり前のことに。ただ当たり前の毎日があるだけで、幸せをかみしめてみたりしてる。

風景の一端に住む魔物は他の誰でもない自分自身だと知っているきがする。

一年の始まりに。終わりなんてなければいいのにをそえて。瞼を開くと。つめたさで、なみだがでる。ただそれだけのこと。外気との温度差で涙が出る守ろうとしてるってことが、何よりも本能。

片方だけの命に。切符ってつけた。真意は自分しか知らない。

ねえ、あけましておめでとう。

きっとあなたはだれよりもやさしくてとうといひと。

自分なんて。本当なのは言葉だけだよ。

気持ちしかないんだ。

さようならのまえに聞きたかったのは。いつか会えるのかな?いつのどこでもいいけど。会えるのかな?
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