詩の日めくり 二〇一八年十三月一日─三十一日/田中宏輔
ったのかな、わら
バカ
意味なしに、バカ。
どうして光は思い出すんだろう
どうして光は忘れないのだろう
光はすべてを憶えてる
光はなにひとつ忘れない
なぜなら、光はけっして直進しないからである。
二〇一八年十三月十三日 「暇だと、現実に溺れてしまう。」
暇じゃないけど
暇みたいに見えるだろうなあ。
「この夏は
詩を書いてらっしゃったの?」
そんなことないですよ。
夏は
ぼく
ぜんぜんダメだし
ゲヘヘ
これから秋じゃ〜ん
頭が冴えてくるハズゥ
と
ここまでは言わへんかったけど
「夏は
ぼくの敵
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