年の瀬2021/はだいろ
 
年で読めば、
考え方が青臭く見えてしまうらしい
なんだかそれは、わかる気がする
年を取る、老いる、ということは、
何物にも替えがたく、
人生を深めてゆく要素なのだ



藤沢周平の短編が素晴らしすぎた
大谷翔平の活躍が素晴らしすぎた
サウナの良さにちょびっと目覚めた
つけ麺の良さにちょびっと目覚めた
日本のアシッドフォークを再見した
だから、今年のベストレコードは、
原田ミツの「子供news」
4万円くらいだった


だけど、
たくさんの素敵な女の子と遊べたのが
何よりだった
共産党の潔癖さには、自民党の汚れっぷりへの
カウンターとして味方したい気持ちも当然したが、
風俗を単元的に攻撃するところには、
ちょっと寄り添えない隙間も正直にある

もちろん何もわからない
コロナで変わってしまった世界は、
僕には住み心地は悪くない
飲み会がないのは最高だ


またあの子に来年会いたいな
さよなら2021
いつか君のことを思い出すためにこの歌を書いたよ




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