詩の日めくり 二〇一八年十二月一日─三十一日/田中宏輔
 

枯葉の上には足跡一つ見えなかった
あっちの道はまたの機会にしよう!
でも、道が先へ先へとつながることを知る私は
再び同じ道に戻ってくることはないだろうと思っていた

いま深いためいきとともに私はこれを告げる
ずっとずっと昔
森の中で道が二つに分かれていた。そして私は・・・
そして私は人があまり通っていない道を選んだ
そのためにどんなに大きな違いができたことか


二〇一八年十二月三十日 「考察」


ひとと触れる
ひとに触れると
人間は、こころが晴れ晴れとするところがあるようです。


二〇一八年十二月三十一日 「ロバート・フロス
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