生命と死/朧月夜
 
おお、生命よ、おお、死よ。
お前たちは一続きの存在であるのか。
わたしたちが四つの天国、あるいは四つの地獄に向かうとき、
わたしたちは生命という糸を手放すのだろうか。

そして、死はわたしたちを稀なる客人のように招くのだろうか。
いくつもの山と谷とを超えて。
おお、生命よ、おお、死よ。
お前たちは、一つながりの存在であるのか。

高貴な英雄も、勇敢な魔女も、清廉なる祭司(ドルイド)も、そこには関係がない。
死は等しく人々を招き入れる、その永遠の鳥籠のうちに。
おお生命よ、おお、死よ。

ヨースマルテの地では、死者たちの魂は美しく飾られ、洗われ、
ロゴスの水晶よりも清められる、と言われている。
そうだ、生命よ、死よ、お前たちは一つの等価な存在であるのだ。
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