trois/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
 

詩人に家事生活の手を取らせよ、
名まえの有るもので名まえのつかなゐものを濯ぐ
仄光る蓮の華の蕾
箱が人なのか、人が箱なのか
翼に話を聴いてもらゐに
一欠片の詩も無い星の地表に降り立った、
いつぞやの把様突起の神語り砂の城打つうたかたの刹那(うた)










ヲチカタビト


母の死で、詩を書き始めた、身も蓋もない、
落ち銭を拾うかに想えた はじまり、
から、
此処迄の、
脱臼したままの、音が燃える人生の炭に、
確かめたくて、
浮かべてみる、
電位差に分枝する、
滓のことだまでも、
自分の救いにはなるから、
でまかせでごまかし、
昼に星座を憶うような、
あるはずの無いはずのない、
夢に、
方外な放物線を描いて


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