詩の日めくり 二〇一八年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
うだ。内容は、ぼくにはめずらしくも、しっかり覚えているのだが、手元にむかしの訳本がなくて、がまんできなくなって買ったのだった。すばらしい小説だった。スラデックを中断してさきに読む。

 よい音楽と、すばらしい詩や小説と、おいしい食べ物や飲み物があるのだから、ほかにどんなことがあっても、この世は天国である。と、単純に思いたい。まあ、ぼくは単純なので、そう思っているほうだとは思うけれど。

 いままでツイートを見てて、ハイボールを2杯飲んでた。なんだろう、この高揚感は。おいしそうな食べ物の画像を見たこともある。そのうえに、これからSF小説の傑作、ジョン・ウィンダムの『トリフィド時代』を読めると
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