?ソリューション/
本田憲嵩
うな安堵となる。わずかばかりの資材ではあったものの、話題の薪はさらにそこにくべられ、とりあえずは温度となる。温かさは微塵も感じられなかったが、僕たちは時間が燃焼されてゆくことに、わずかながらの悦びすら覚えていた。
ソーシャルディスタンスがすっかり定着しつつある昨今だが、果たして会話そのものまでディスタンスする必要があったのか。いずれにせよ昼休みを削った二十五程の食事会は、今回もどうにか無事に終了したのであった。
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