詩の日めくり 二〇一八年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
ク堂の帰りに日知庵に寄ってきた。あしたは学校があるので、ビール2杯で帰ってきた。帰ってきたら、岩波文庫の新刊4冊を目のまえにしてニタニタ、ああ、ほんとに本が好きなんだな、ぼくは、と再認識した。「自由」という詩がエリュアールの詩だって気がついて、顔から火が出るほど恥ずかしかった。

 パトリック・マグラアの短篇集『失われた探検家』を読み終わった。おもしろかった。きょうから再読する奇想コレクションのシリーズは、タニス・リーの『悪魔の薔薇』 タニス・リーの長篇はいくつかファンタジーを読んだけど、そうおもしろくはなかったと記憶しているけど、この短篇集はよかったかな。

 ひさびさに「きみの名前は?
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