詩の日めくり 二〇一八年五月一日─三十一日/田中宏輔
話がえんえんとつづくなか、女性とのやりとりに出てくる比喩表現があまりに出来が悪いと思った。収録作さいごの作品を読みはじめて、もう11時を過ぎているのに気がついて、あわててお風呂に湯を入れはじめた。風呂に入ろ。
レイ・ラッセルの『インキュバス』は、さいしょのページを読んで、げんなりしたので読むのをやめたのであった。お風呂に入って、あがったら、ウィル・セルフを読みながら寝よう。麻薬の話だ。バロウズより具体的な感じはする。時代性かな。まあ、じっさいのところは、ぼくはぜんぜん知らないのだけど。
二〇一八年五月八日 「ウィル・セルフ」
ウィル・セルフの短篇集『元気なぼくらの元気
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