詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日/田中宏輔
「ひとり殺せば殺し屋でしかないが、数百万人を殺すものは征服者となり、ひとり残らず殺すものは神となる」
━━コンラッド・ブランド
なんちゅう、すごい考え方だろうか。「まったき悪」が「神」となるのである。
23ページ 2 の冒頭に引かれたエピグラフも陶然とさせられるものである。こんなの。
「殺人とはたんなる感情の爆発でしかないが、大量虐殺ともなれば芸術である」━━コンラッド・ブランド
以上、翻訳は、小川 隆さん。ルーシャス・シェパードの『戦時生活』なども翻訳なさってて、ぼくの大好きな翻訳家のおひとり。
さて、これからお出かけである。冬の寒さも、2月までかな
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