詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日/田中宏輔
 
んでいる。こうすると、たくさん飲めるのだ。いまBGMは、ピンクフロイドの「炎」。ヨッパである。さて、ブックオフでは、すてきな本との出合いは?

 でも、デリケートなぼくは、バスや電車に乗ってるときに、お酒の臭いがしないかと心配だ。ぜったいするような気がする。あさからだけど、「昼間から飲んでる、このおっさん。」とかと思われないかなと思って。思われるだろうなあ。

 郵便受けを覗くと、一冊の本らしきものの封筒が。で、部屋に持ち帰って、封を破ってみると、封筒にはイガイガボンという記名があって、なんだろ、これと思わせられたのだが、で、出てきた本が、阿賀 猥さんの『民主主義の穴』という本だった。ああ
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