詩の日めくり 二〇一七年十三月一日─三十一日/田中宏輔
 
そうね
ぼくにはかわいいけど
出川哲夫みたいなの。
ぼくにはかわいいけど
出川哲夫
うふ〜ん
なんだか、切ないわ〜


二〇一七年十三月二十七日 「地獄」


これ、睡眠薬飲んで書いたみたい。
記憶にないフレーズが入ってる。
何度も書くけど
少年のものは
ゆりの花のめしべのような
おちんちんだった。
ってところ。

少年じゃなくて
青年ね。
豆タンクって呼ばれてることを
あとで知ったのだけれど
メガネをかけた小太りの
かわいい青年だった。
若いころの林家こぶ平そっくりだった。
いまのコブ平は、目がきつく
[次のページ]
戻る   Point(14)