二十歳に書いた歌詞 /板谷みきょう
 
き込まれていたなら
今頃幸せな
風に舞う砂ぼこりとなっていたでしょうに

*★*――――*★*

 『青春志願』
日向臭さで目が覚める 
布団取り合うお前と俺の
そうさ青春真っ盛り 
男らしさの汗臭さ
怒鳴り 怒鳴られ 
殴り 殴られ

太陽の光に輝く噴水 
芝生に寝転ぶお前と俺の
そうさ青春ひとおもい 
弄ぶよな恋はなく
想い 想われ 
振り 振られ

ビルの谷間に沈む夕陽 
体に浴びるお前と俺の
そうさ青春志願 
あてない遠回りもいいさ
笑い 笑われ 
泣き 泣かれ

そうさ青春志願 
あてない遠回りもいいさ
笑い 笑われ 
泣き 
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