二十歳に書いた歌詞 /板谷みきょう
はステージの上
一筋のスポットライトを浴びている
水玉模様のだぼだぼのシャツ
素顔の上の厚化粧
お道化て お道化て
笑って 笑って
お道化て お道化て
笑って 笑って
お道化て お道化て
笑って 笑って
お道化て お道化て
笑って 笑って
今では 涙しても
笑顔の化粧は落ちる事もなく
操る糸が絡まれば
動きのとれない 道化人形
*★*――――*★*
『悔やみ言』
語る程の夢もなく
こうして命からがら生きて来たけど
やる事なす事
嘘だらけの自分の心をポケットに入れ
いつまでも作り笑いしていて
それが優しい気持ちだなんて
恨
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