詩の日めくり 二〇一七年九月一日─三十一日/田中宏輔
 
を入れたのだが
曜日が違っていたのだった。
きょうは金曜日ではなくて
休診日の木曜日だったのだ。
金曜日だと思い込んでいたのだった。
それとも、わたしのなかに流れ込んできた世界は
あなたに流れ込むはずだったものであったのだろうか。
それとも、理屈から言えば、地球の裏側にいるひと、
曜日の異なる国にいるひとのところに流れ込むはずだった世界だったのだろうか。


二〇一七年九月三日 「いつもの梯子」

 いま、日知庵→きみや→日知庵の梯子から帰った。クスリのんで寝る。おやすみ、グッジョブ!


二〇一七年九月四日 「陽の埋葬」


 文学極道の詩
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