冬の朝のホットミルクみたいに/ジム・プリマス
 
小学生のころ一度、田舎の学校に転校した

転校して間もないころ、教室に一人で居たら

開け放していた窓のカーテンが風で膨らんで

担任の机に置いてあった花瓶が割れた

後で花瓶が何故、割れたのかと問われたので

起こったことをその通りに言ったら

太っていて意地の悪い中年の女性の担任は

僕の言ったことを頭から信用せず

「窓のカーテンが膨らんで花瓶が割れたんじゃと。」と

憎々しい口調で、僕の言ったことを繰り返した

おかげで僕は凄く嫌な気分になった

あとで一人の同級生の女の子が僕のところへやってきて

「花瓶割ったのT君じゃないよね。風のせいよ
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