隠喩と論理形式/葉leaf
益であると考える。
すると、結論として言えることは、隠喩(M)と意味カテゴリーを破る記述(B)は部分的に重なりこそすれ、一方が他方を包含するという関係にはないということだ。共通するのはM3とB1だけであり、M1M2はBに含まれないし、B2はMに含まれない。
(M1M2(M3B1)B2)
隠喩の言語形式的な構造について少し議論してみた。詩を読むに際して、あるいは詩を書くに際してたまにはこういうことも念頭においてみると面白いかもしれない。
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