湘南、九十九里/
番田
開いた手には
夢が一つ あったのだった
バスの向こうの通りに漂う
夏の匂いのしていた日
あの日の思い出の風景
手には いつも
はまぐりの味 そして
歩いていただけの海
戻る
編
削
Point
(2)