詩の日めくり 二〇一七年七月一日─三十一日/田中宏輔
装丁で、なかのページもカラーリングしてあって、そのデザインと、さまざまな大きさのフォントで書かれている言葉の内容が絶妙にマッチしていると思った。貴重な1冊を、ありがとうございました。
8月に文学極道に投稿する2つの作品は、中学校の卒業文集に書いたものなので、14、5歳のときのぼくのことが批評されるのか、それを56歳になって投稿するぼくのことが批評されるのか興味深い。そう考えると、つくった時期と発表する時期が大幅に違うとき、批評家はどういう態度で挑んでいるのか。
二〇一七年七月二十一日 「ピーターさん」
いま日知庵から帰った。カナダ人の知り合いの話から、お金持ちと小金持
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