詩の日めくり 二〇一七年七月一日─三十一日/田中宏輔
 
ーショットで写真を撮ってもらったりしたのだけれど、こんどひとりで来ますねと意味深な一言が、笑。かわいらしい人だった。

 そいえば、ぼくは自分のほうから名前を聞いたりするタイプじゃなかったので、きょうも、かわいいなと思いながらしゃべっていた青年の名前を聞き損ねてしまっていた。まあ、いいか。つぎに会ったときに、聞けばいいから。それにしても、彼も、ぼくのことを気に入ってくれてたので、うれしい。


二〇一七年七月十八日 「J・G・バラード自伝『人生の奇跡』を買ってメモしまくり。」


といっても
バラードの自伝を読んで、ではなく。
朝、西院にあるキャップ書店で、バラードの自伝が
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