詩/パワフルぽっぽ
ものを書こうと一応は思っているものの、良いとされる真実を知らないし、おおくの人間に良いと認められるような作品は書きたくなかった。もっと正直に言うと、そういうものを書く能力がなかった。謝らなきゃいけないのかもしれない。誰に? 読者にか。こんなものを読ませて申し訳ありませんでしたってか。綺麗なものは嘘くさかったし、汚いものは見るに堪えなかった。そのどっちつかずの場所で、くだらないものをくだらない文体でどうしようもなく書いてきた。ひどく残念だ。わたしはずっとわたしに復讐するために書いている。きっとこんな作品は早く消えたほうがいい。南無阿弥陀仏〜! みっちゃん、それは攻撃のことばじゃないのよ。 過去の作品は何もかも気に入らなかった。キーボードを押した瞬間、それらの文字が憎しみの対象にどんどん変わるのを眺めている。みっちゃん、それは全部データなのよ。 あなたはどうしてこんなくだらないものを読んでいるのだろう? これは詩じゃない、こんなものは詩じゃないんだ。ねえ、みっちゃん、そうでしょ?
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