詩の日めくり 二〇一七年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
ぽりと包み込んでしまいたい。
ぼくのこころからやさしい闇でできた夜で。


二〇一七年五月十二日 「うみのはなし」


 いま、郵便受けを見たら、橘上さんから、詩集『うみのはなし』を送っていただいていた。さっそく読んでみた。とてもよい詩集だと思った。


二〇一七年五月十三日 「薔薇の渇き」


 いま学校から帰った。ストリーバーの『薔薇の渇き』たしかに、『ウルフェン』ほど興奮して読まないけれど、表現が的確で、かつ簡潔なので、ひじょうに勉強になる。もちろん、おもしろい筋書きだ。名作である。『ラスト・ヴァンパイア』を読んで捨てたけど、もう一度、Amazon で買い直そうかな
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