詩の日めくり 二〇一七年二月一日─三十一日/田中宏輔
なって感じたな。そうか。そのうち、もっと読みにくい作家が出てくるかもしれないな。
二〇一七年二月二十五日 「福ちゃん」
いま日知庵から帰った。帰りに、Fくんの男っぽい姿をみて、あらためて好きになった。まあ、まえからずっと好きだったのだけれど。もしも、ぼくが若くてかわいい女だったらなあ。ぜったい放さない。
二〇一七年二月二十六日 「すぐに目が覚めた。」
1977年度版のブロッホの『ウェルギリウスの死』が郵便受けに届いてた。とてもいい状態だったのでうれしい。1966年度版は捨てます。おやすみ、グッジョブ。
いまトイレで、指を喉に突っ込んでゲロを吐いた
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