詩の日めくり 二〇一六年十二月一日─三十一日/田中宏輔
 


言葉をおぼえる必要はあまり感じないけど
ヌクレオチドとかアミラーゼとか、どうでもいい
言葉があったから、生き生きしていられるような気がする。

もしかしたら
生き生きとした人生が
言葉をつくったのかもね。


二〇一六年十二月二十七日 「これから、マクドナルドに。フード・ストラップ、あつめてるの。」


きのう、シンちゃんに
「おまえ、いくつじゃ〜!」
と言われましたが
コレクションするのに
年齢なんて関係ないと思うわ。
「それにしても
 幼稚園児のような口調はやめろ!」
と言われ
はて
そだったのかしら?

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