詩の日めくり 二〇一六年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
でいても、苦痛で夜中に目がさめるのだけれど、これが生きているということかもしれないとも思った。

 でもまあ、いいか。身体はきつくなってきたけれど、この年齢でしか書けなかったものもあるのだし、と考えると、若くて亡くなった友人たちのことが頭に思い浮かぶ。彼らはみな、15歳のまま、二十歳すぎのまま、永遠に若くて、うつくしい。

 とにかく、毎日、生きていくのがやっとという状態で生きているけれど、神さまも、そう残酷ではいらっしゃらないだろうから、そんなに長く、ぼくを苦痛の下に置いておかれることはないと思うのだけれど、わからない。

 FBで、笑ける動画があったのでシェアした。5回連続再生して
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